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脊柱管狭窄症

  • 執筆者の写真: 平田政志郎
    平田政志郎
  • 4月9日
  • 読了時間: 2分

脊柱管狭窄症は、背骨の中にある神経の通り道である脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで様々な症状を引き起こす病気です。


原因

主な原因は加齢に伴う骨や靭帯、椎間板の変性です。具体的には、以下の要因が挙げられます。

* 加齢による変化: 椎間板の変性・突出、椎間関節の肥大、黄色靭帯の肥厚など

* 先天的な要因: 生まれつき脊柱管が狭い

* 後天的な要因:

* 椎間板ヘルニア、脊椎すべり症、脊椎側弯症などの病気に続発する

* 過去の怪我(骨折、脱臼など)

* 長時間の同一姿勢や重労働などによる腰への負担

* 喫煙、糖尿病、ストレスなども関与が報告されている

* その他: 骨粗鬆症による圧迫骨折、腫瘍など


症状

主な症状は、神経が圧迫される部位や程度によって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。

* 腰痛: 鈍痛や重い感じ

* 下肢痛(坐骨神経痛): お尻から太もも、すね、足にかけての痛み(特に太ももの裏から下)

* 下肢のしびれ: ジンジンする、ピリピリする、感覚が鈍い

* 間欠跛行(かんけつはこう): しばらく歩くと足の痛みやしびれが強くなり歩けなくなるが、少し休むとまた歩けるようになる

* 麻痺・筋力低下: 足に力が入りにくい、つまずきやすい

* 排尿・排便障害: 頻尿、残尿感、尿漏れ、便秘など(重症の場合)


特徴的な症状

* 前かがみになると楽になる: 背筋を伸ばすと脊柱管が狭くなりやすいため、前かがみの姿勢で神経の圧迫が軽減され、症状が和らぐことが多いです。

* 自転車には比較的乗れる: 前かがみの姿勢になるため、歩行時よりも症状が出にくいことがあります。


症状が進行すると、日常生活に支障をきたす可能性があります。気になる症状があれば、整形外科を受診して適切な診断と治療を受けることが大切です。

拍動のような強い痛み、立ち上がれない、歩けないといった症状はすぐに整形外科を受診しましょう


脊椎管狭窄症と診断されても軽度の場合は整体で改善できることが多いです

背骨の歪み、骨盤(仙腸関節)の歪み、筋肉の硬さ・弱さ、胸腰筋膜などを矯正すると症状が緩和することが多いです


脊椎管狭窄症でお悩みの際はぜひご相談ください

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