自律神経失調症
- 平田政志郎
- 4月14日
- 読了時間: 3分
自律神経失調症は、特定の病名ではなく、自律神経系のバランスが崩れることで様々な症状が現れる状態の総称です。器質的な病変(臓器の異常など)が見られないにもかかわらず、自律神経の機能がうまく働かなくなることが原因と考えられています。
自律神経失調症の原因
単一の原因で起こるわけではなく、様々な要因が複雑に絡み合って発症することが多いです。主な原因としては以下のものが挙げられます。
* 精神的なストレス:
* 仕事や人間関係の悩み
* 不安、緊張、抑うつ
* 環境の変化(引っ越し、転職など)
* 身体的なストレス:
* 過労、睡眠不足
* 不規則な生活習慣
* 栄養バランスの偏り
* 長時間労働、夜勤
* 急激な温度変化
* ホルモンバランスの乱れ:
* 更年期
* 月経周期
* 妊娠、出産
* 生活習慣の乱れ:
* 運動不足
* アルコールの過剰摂取
* 喫煙
* カフェインの過剰摂取
* 体質・遺伝的要因:
* 生まれつき自律神経が不安定な場合
* ストレスに弱い体質
* 環境の変化:
* 気候の変化
* 騒音
* 光刺激
これらの要因が単独で、または複合的に作用することで、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、様々な症状を引き起こすとされています。
自律神経失調症の症状
自律神経は全身の様々な機能をコントロールしているため、症状は多岐にわたり、個人差も大きいです。主な症状としては以下のものがあります。
* 全身症状:
* 倦怠感、疲労感
* めまい、ふらつき
* 頭痛
* 微熱
* 寝つきが悪い、眠りが浅い(睡眠障害)
* 食欲不振
* 精神症状:
* イライラしやすい
* 不安感、焦燥感
* 気分の落ち込み、憂うつ
* 集中力低下
* やる気が出ない
* 循環器系の症状:
* 動悸、息切れ
* 胸の圧迫感、胸痛
* たちくらみ
* 手足の冷え、ほてり
* 消化器系の症状:
* 胃もたれ、吐き気
* 便秘、下痢、便秘と下痢を繰り返す
* 腹部膨満感
* 食道部の異物感
* 呼吸器系の症状:
* 息苦しさ、呼吸が浅い
* 過換気
* その他:
* 発汗異常(多汗、発汗しない)
* 口の渇き
* 喉のつかえ感
* 耳鳴り
* 目の疲れ、ドライアイ
* 手足のしびれ
これらの症状は、日によって変動したり、複数の症状が同時に現れたりすることがあります。また、検査をしても明らかな異常が見つからないことが多いのが特徴です。
自律神経失調症は、日常生活に大きな影響を与える可能性があります。
当院の施術では自律神経の乱れに対して
背骨の歪み、骨盤の歪み、頭蓋骨の歪み、お腹の張りをメインに調整していきます。
上記の症状でお悩みの際はぜひご相談ください